artとしてのwrite

術として書く

工場で生産される製品のようなイメージから、芸術家が創造する作品のようなイメージに変わった。

方法を英語にするとHow to、術はart

リベラルアーツこの言葉はご存知ですか？
wikipediaで調べたら、概説の項にこう書いてありました。

日本語の「藝術」という言葉はもともと、明治時代に啓蒙家の西周によってリベラル・アートの訳語として造語されたものである。

アートって私にとっては、よく分からないです。
ミケランジェロがダビデ像を作り上げたエピソードがヒントになりました。
大理石の中にダビデの姿を見い出した。
なんかどこかで聞いたなーぐらいの記憶に残っていたのを思い出しました。

正しいことを書こうとすると、論理的な主張や証明的な展開をイメージします。
この正しいことを書こうとする前提は、問題を提示したり疑うイメージがありました。
これはあくまで私の主観だったのですが、書く事が他人との比較や競争意識に向かってしまう思考の癖がありました。

美しさを書こうとすると、正しいも間違っているも包含されたイメージが湧いてきます。
書いている事がどこへ向かって欲しいかを考えると、希望に向かう感じがします。

美しいかどうかで感じようとすると、分からないことも許容できます。
寛容な気持ちでいられます。

私たちは、未知への興味や好奇心で調べたり試したりするのを楽しんでいます。
そこで、正しいか否かで判断的（ジャッジメンタル）¹ ²になってしまって、気持ちが落ち込んでしまう経験がよくよくありました。

何か成果に対して、それは正しいかと自問するのを辞め、その代わりに「それは美しい？」と自問するようになりました。

そうすると思考と感情のバランスが取れている感じがしてとても心地よいです。

日頃から未知に寄り添い、何かしら情報を探しているのですからこの美しさの気づきはとても嬉しく、感謝の気持ちが溢れます。

自分の知らない

正しいかで考えると、時間の流れは過去から未来へ
美しいかで考えると、時間の流れは未来から過去へ