気が散る理由

🕓 May 26, 2019 · ☕3 min read

気が散る理由

今更になって気づいた。
そうだ、なんか腑に落ちないことあると、googleで検索してそのあとのページはサイトによってデザインも違うし、書いてあることも解釈もバラバラだし。

YouTubeはダークテーマで暗くして、テキストエディタも暗めの背景で、新しくしたサイトも背景暗めにした。
そこでgoogle検索して、検索結果一覧が出てくるところは背景が白で、サイトへのリンクをクリックしたらまた暗くて・・・と目がチカチカしてやっと気づいた。

不味いコーヒーを飲んで胃がムカムカする感じに似ていて、すげー気持ち悪い感じがして
ようやく気づいた。
そうか、これ気づかせるために色々と違和感を感じさせる様になっていたのか。
ありがたい。

今までのプログラミングのスタイル

私はプログラミングをして、わからないとすぐにgoogleで検索しては、ターミナルかテキストエディタに戻って編集して、ビルドしてをやっていた。
そうそれが苦手だったのに気づいた。

そんなにチカチカ画面切り替えて、やっていたら気が散るし集中なんてものじゃない。
気持ちがバラバラになっていく感覚にようやく気づいた。

そんなバカな話があるか。

おかしい感覚におかしいと気づくのが大事

たとえ誰かの経験を元に成功例として掲げられていても、それが自分の感覚にフィットしているかはわからない。
安易に成功のレッテルに飛びつくのは、承認欲求とか、評価を求めすぎている。
自分の好き嫌いや感覚、創造的な文脈を毀損しているからこそ、職場やコミュニティーではやろうとすることも、家でその経験を生かそうとはしない。

つまり切り離されている感覚なんだ。

外発的動機づけによって行動することを、学校や会社のコミュニティで使い過ぎていて麻痺している。
そこに対する感覚がなくなっているから、おかしい感覚に気づくのが大変なんだ。

今更になってようやく気づいた。

複利法で自然にフローの感覚が身に付く。

例えばプログラミングをするときの仮説はこうです。
きっとわからない関数やメソッドについて調べたり、エラーについて調べることが予想できる様になる。

そうしたら、なるべく気が散らない様に参照するサイトを限定する。
例えば、RubyならRubyのライブラリのindexページを使って、メソッドやエラーを参照できる様にする。
そうすることで、googleで検索してどんなデザインのサイトに飛ぶかわからない、何件サイトをうろつくかもわからない可能性を減らせる。

だんだんと作業の反復をせずに、まとまった動作を長い時間できる様になっていく。
メソッドや言語の仕様が分かってくれば、設計の段階で大きな構造も具体的に流れをイメージして描ける様になる。
そうすれば設計の時間に没頭できる様になる。

小さい作業に没頭できれば、それの手前の作業にもより没頭できる様になり、だんだんと複利法の様に大きなことを長い時間没頭できる様になる。

抽象的なことを具象化する流れがイメージできる様になっていって、イメージ通りの流れだったり、言葉通りの動きだったりを、想像し、創造できるようになる。


aki
WRITTEN BY
aki
artist, walker