影 – Footprint

影を描く

明確に具体的にこうするといいですよ
ではない。

なぜなら過程と結果をどちらも楽しみたい
それは可能だし、過程を楽しむからこそ結果も楽しいはずだ。

内発的動機づけと外発的動機づけの話と一致する。

この話は、こうしたらこうなったではないです。
なんか分からないけど、こうなった。
偶然の産物ととらえるか、事故のような出来事ととらえるかは
お任せします（笑）。

希望的な想像をしているだけでした。
そして今も希望的な想像をしています。

自分が想像している感じと、その解釈
両方が心地よい感じで前進したい。

内発的動機づけに近いスタートの言葉は予想だ
外発的動機づけに近いスタートの言葉は計画だ

誰かから評価され承認され、管理されながら計画を実行しようとすると
もちろん報酬に期待して行動することになれる。

もちろんこれはこれで、一つのやりかたです。

これを自分の思考に取り込んで、自分の行動や考えを誰かにチェックされる
評価されると考えていると、息苦しくなる。
ものづくりでのモチベーション（動機）として、外発的動機づけの場面、世界を無意識的にやっていると
確かに結果としては正しいものができるかもしれない。

けれど、その正しい結果に到るまでに多くの精神を消耗することも想像しやすい。

過程は辛く苦しく、結果は一瞬ホッとする。
そしてまた同じように、一瞬ホッとするを最高地点としてスタートする。

外発的動機づけの方法で、行動を起こし結果をおさめるのは一般的だし、常識的だ。
ただそれをやっていると、形だけになってしまう。

そして今やAIによって人の仕事を代替えする技術の研究は進んでいる。
形だけならAIが人に代わって上手に正しくできるようになっていく。

やっぱり人間、動物ですもの。
感情があって、そこで楽しく感じながら生きたいと望むのも自然ですよ。
だって脳内で快楽物質がちゃんと生成されるようにできてるんですから。
自分を抑え込んで、形だけの行為や活動では快楽物質出ませんよね。

やっぱり自分が言葉にしたり行動にしたりして、楽しみたい。
そう願うのは自然です。

人って無意識的に考えていることと
意識的に考えていることってありますよね。

そこで無意識的に考えていることを影として例えてお話ししますね。

えーっとですね。
過程も結果も、楽しみたい。
その繰り返しで、無意識的に成長しているんですよ。

そう
影が変化したことで、像が変化した。

希望的な想像をしていて、それがなかなかはっきりしないままで
自分が口にしている言葉で自分の心がざわついて
それが違和感に感じて

安冨歩先生の本を読む機会が訪れて
自己嫌悪
モラルハラスメントで、ピンときた。

自分で希望的なことをしているが
そうでない人に、そうすべきだと心のうちでは言っていた。
でもそうすると心がざわつく。

そうだ、自分自身で希望とは反対のことをしている。
それも自分に向けても嫌がらせのごとく言っているし
周りにも嫌がらせのごとく言っている。

ただそれはモラルハラスメントであって、そんなことをする必要がない。
そう気づけて、影が変化した。
その結果、像が変化した。

心の中の机の上を半分は希望的なイメージに
半分は攻撃的なイメージがあったが
攻撃的なイメージが消え去った。

そうか、自分で自分にも周りにも
希望的な言葉だけを渡そうとしていいんだ。
大丈夫だと納得した。

自分で自分を嫌がらせすることないし
周りに嫌がらせすることもない

そうなったら、自分で自分の想像していることにも
おっしゃいい感じだ！
これは美しい！
愛してる！
心地いい感じだ！
素晴らしい！
ありがとう！
その想いが嬉しいよ！
ありがとう！

そんな言葉や気持ち、感覚で溢れてる。

影が変化したことで、像が変化した。
こんな感覚だった。

そして影響という言葉がこの現象をそのまま表現している。
影に響き、影が変化し、像が変化する。

像から像へと変化するイメージだと、確かに形あるの行動をイメージする。
言葉で伝えたり、行動で伝えたり、もので伝えたりするイメージ。

影響は、想いが影に響き、影を変化させ、像が変化するイメージ。
これは人の感情や心がなせる自然な変化な感じがする。

私は楽しんでいる
私は笑っている
私は祝福していたい

あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。安冨歩
生きる技法安冨歩
モチベーション3.0 ダニエルピンク